オーストラリア滞在

オーストラリア滞在

1ヶ月以上オーストラリアに滞在してみた感想ですが、とてもよかったと思います。

しばらく滞在するにつれて、都心の生活で情報過多だった私の頭の中をスッキリさせてくれました。
私のように、あれこれ考えすぎる人間には、広々としていてとてもいい環境だと思います。
自然もきれいですし!
不思議な動物もたくさんいますし!(←私はオーストラリアの動物すごく好きです)
じっくりと集中できる気がします。

また、人のおおらかさも日本とは全然違う所なのかなあと思いました。
例えばなんですが、街中を裸足で歩いている人を複数見かけました。
人によってはこれを嫌う様なのですが、私は結構好きです。
裸足の人を見かけると「おお、いいね!」と思っていました。
長く滞在していたら、そのうち私も裸足で歩き出すことでしょう。

滞在期間中は、義妹の家のお手伝いをしながらホームステイのような状況でしたので、一切日本語は無し。
この義妹は夫の妹で、こちらのご家庭も国際結婚であるため、一つの家庭に三カ国が同居という珍しい状態になりました。
多分、出身国の主な宗教も全員別。
宗教別で、そーとー文化が違うので、これはなかなか大変。
二つの異なる文化の中に、新種が登場みたいな感じになった。。。

違う文化の中で、違う言語を使って意思疎通する事の大変さを思い知りました。
「多分違う意味で伝わったな。。。」
など、言った後の相手の表情などで感じ取ったり。
配慮をしたつもりでいて、かえって失礼なことをしてしまったかもしれません。
そして、その誤解が重なり怒りを買ったこともあるでしょう。

しかし、そんなことひとつひとつに落ち込んでる暇などないので、
ひたすらトライ&エラーを繰り返すのが前進する道なのだろうと思います。

今回、私は英語があまり得意ではないということで、現地の日本人の方に大変お世話になりました。
自分だけではお会い出来なかった人や、場所を紹介していただき貴重な経験をさせて頂きました。
Patricia Piccininiさんのアシスタントさんをご紹介いただき、更にご本人に会えるなどとは、思ってもみませんでした。
学生の頃に彼女の作品を美術館で見た事があるし、
(人の名前を覚えることが出来ないので、作品を調べて後々分かったことなのですが)
「こんな風になりたい」と具体的な夢の形が見えました。
その方からのつながりでまたお友達が出来たり、帰国後も繋がって情報交換などの交流も出来ています。
私は人と繋がることが好きなので、嬉しいことでした。

今回はギャラリー巡りも挑戦しました。
想像するだけで胃が痛くなるような営業活動ですが、やってみてよかったと思います。
やってみると、直接の結果でなくても、
美術館をご紹介いただいたり、
雑誌のライターさんをご紹介いただいたりと、
色々な人に繋げて頂きました。
こちらは、帰国後も進行中で、今後どのような結果に結び付くのか楽しみです。

帰国後は、自分のアトリエ作りをしています。
長い時間がかかりましたが、陶芸教室開業から8年、やっと自分の制作スペースを持てることになりました。
自宅マンションの机の上がアトリエだった私としては大出世です。
「きっとそのうち出来るはず。。。」
と思える年齢ではなくなったので、
「今やらなければ後悔するはず。。。」
と考えを改めて、今後は目標を実現させていきたいと思っています。

大きな作品にも挑戦したいです。
自転車とか、シャワールームがまた作れるかもしれない。

来年、何ができるか楽しみです。
それでは皆様、良いお年を!